2013年2月13日水曜日

APC8750を起動する

APC8750に火入れしてみます。

私なんかはBeagleboardでの経験が染み付いていて、このボードもブートローダ、カーネルイメージ、ファイルシステムを入れたSDカードを挿して起動するものと思っていましたが、Manualページを読んでみると、
  1. キーボードとマウスをUSBコネクタに挿す
  2. VGAかHDMIのモニタをつなぐ
  3. スピーカとかイヤホンがLine-outにつなげられる
  4. EthernetケーブルをLANポートにつなぐ
  5. ACアダプタをDCジャックにつなぐ
  6. 電源ボタンを押す
となっている。つまり、SDカード不要なのです。
とりあえず3と4はスキップで、やってみました。

まず最初に現れる起動ロゴ。


しばらく待つとAndroidのHOME画面が現れます。結構古い。マウスで操作できます。


アプリメニュー。モアレてすみません。


SettingsからAbout deviceを開いてみたところ。


さて、このボードにはSDカードスロットが付いてるわけですが、何でもファームウェアアップデートができるそうです。これを使ってオンボードフラッシュにあるOSを書き換えられるわけですね。
APCのLibraryページに、"APC System Software"というzipアーカイブがあります。ダウンロードして開いてみると、中にはu-boot.binやらuzImageといった、なんともそれっぽい名前のファイルが鎮座しています。READMEによると、これらZipの中身一式をSDカードに入れて、スロットに挿してボードを起動すると、ファクトリリセットされるとか。早速最新版(v1.0.2)のアーカイブで試してみます。

SDスロットに入れて電源ON。最初のブートロゴの次に、中央にプログレスバーがある青い画面が表示されます。


数分で書き込み完了。インストレーションメディアを外せって出ているので外してみると、なんと電源を落とさなくてもそのまま再起動に入ります!


で、起動してバージョン確認してみたところ。変化なしです。最初から最新版だったんですね。。。


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