2014年4月20日日曜日

Raspberry Piのカメラモジュールを使ってみた


前にRaspberry Piにウェブカメラを繋いでFFmpegで動画撮影やuvccaptureで静止画撮影を試してみたことがありました(記事)。最近、Raspberry Pi Model Aを買い足したときに、カメラモジュールをセットに含めて発注しておいたので、今回ちょっと試してみようと思います。
 

箱から取り出したカメラモジュールには最初からフレキが接続されているので、反対側をボード上のコネクタS5に挿し込みます。固定具を一度緩めてフレキを挿してから固定しなおします。電極面の向きに注意が必要です。



カメラモジュールを使用するためにはOSのコンフィギュレーションが必要です。公式のRaspbianイメージをSDカードに焼いた場合は、初回の起動時にカメラを使う設定ができます。OSの使用開始後でもraspi-configコマンドでカメラ使用の設定ができました。

静止画

raspistillコマンドで撮影可能。ウェブカムでuvccaptureを使ったときよりもホワイトバランスとかが調整されてる印象。

$ raspistill -o test.jpg

動画

raspividコマンドを使用。ちゃんとそこそこのFPSで撮影できてるっぽいです。 撮影時にはSSHからコマンドしてもディスプレイを繋いでいればフレームバッファにプレビューが描画され画面表示されます。

$ raspivid -o test.mp4

撮影した動画はomxlayerで再生可能。こちらもデスクトップでなくても画面表示してくれます。

$ omxplayer test.mp4
Video codec omx-h264 width 1920 height 1080 profile 100 fps 25.000000
Subtitle count: 0, state: off, index: 1, delay: 0
V:PortSettingsChanged: 1920x1080@25.00 interlace:0 deinterlace:0

WinSCPでWindowsに持ってきて再生しようとしたんですが、WMPでもaviutlでも最初の1フレームくらいしか表示されませんでした。omx-h264というコーデックがまずいのかな?もしかしたらコーデック変換とかしたらいいのかも。


参考
Camera Module - Raspberry Pi Foundation

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